【院内勉強会実施のご報告】
保健所主催の出雲圏域緩和ケア従事者研修会の一貫として、島根県立中央病院総合診療科の今田敏宏先生をお迎えして緩和ケア研修会を行いました。
当院は外来のみならず、2-3階は48床の医療療養型病棟があり、終末期の患者さまもいらっしゃいます。
※医療療養型病棟とは、急性期などの治療を終えても引き続き医療の必要性が高く、自宅や施設での生活が難しい患者さまに対して、継続的治療や慢性疾患の療養に重点をおいた病棟のことです。
穏やかな最期を迎えるために…
・終末期の軌道と疾患経過を知ること
・今後の予測される経過×本人の価値観で「本人にとっての最善」・療養の目標を話し合う
・「これからの過ごし方」(看取りのパンフレット)の活用
などなど、今日から活用できることを具体的に教えていただきました。
患者さまやご家族の思いに寄り添い、「小林病院で最期を迎えられて良かった」と言っていただける治療・看護ケアを提供するために、私たちにできることを改めて考える時間となりました。
今後もチームで協働し、より良い緩和ケアの提供に努めてまいります。




